エリアマネージャー

飲食業界で働くエリアマネージャーの仕事内容、必要なスキル、活かせる経験 、身に付くこと、平均給与、求人募集の未経験採用などについて紹介します。

飲食店エリアマネージャーの仕事内容

エリアマネージャーの仕事は飲食店の現場というよりも地域にある飲食店全ての管理をし、それぞれの飲食店の店長と協力をして売上を伸ばしていくことが仕事になります。そのためエリアマネージャーになるにはチェーン店展開をしている飲食店に勤める必要があり、店長を経験した後になるというケースが多くあります。

現場の仕事が少なくなるので残業や休日出勤が無く、あったとしても少なくなり週休2日勤務という場合が多いです。ただ飲食店という性質上、年末年始、ゴールデンウィークなどの休みはとりにくいことがあります。

具体的な仕事としてはアルバイト・パート、社員などを採用し教育や管理を行う、食材の品質管理や在庫管理を行う、チラシ、ポスティング、クーポンといった販売促進活動を行う、売上管理を行って本社(本部)に報告するなどがあります。売上が悪い場合には、売上が悪い原因や改善策について考え、売上があがるように努力します。

他にも本社からの情報を各店舗に伝えたり、現場のスタッフから得た経営状況などを本社に報告するなど、各店舗と本社との橋渡しをしたり、エリア内の競合店に行って色々チェックをしたりといったリサーチも行います。

販売促進のキャンペーンやクーポンを企画をしたり、売り場のレイアウトを考えるなど、店長よりも責任のある立場なのでやりがいを感じることの多い仕事です。

必要なスキル

エリア内に複数ある店舗の全てを統括し支援や指導を行う必要があるので、問題を発見し解決策をつくり実施できるようなコンサルティング力、多くのアルバイトや社員をまとめて売上目標を達成するためのリーダーシップやコミュニケーション能力、トラブルに迅速に対応できる力が必要になります。

いつでも新しい知識を追求する勉強意欲、時代や業界の流れを知るために情報を収集する能力も必要です。

コミュニケーション能力

エリアマネージャーは、各店舗の店長から相談を受ける機会が多い立場です。店舗の状況を把握するためにも、話し合いを頻繁に行う必要があります。店舗の問題点や改善すべき点を明白にするためにも、相手の話を理解する能力は必須。さらに、アドバイスや指導する立場でもあり、聞き手がしっかり理解できるよう、わかりやすく伝えるためにコミュニケーション能力が必要不可欠です。

数字管理

各店舗の売り上げや客数を上げるために数値化したデータを分析する必要があります。エリアマネージャーは、そのデータをもとに問題点を洗い出し、戦略を考えて各店舗にアドバイスをしなくてはなりません。数字を読み取る力がないと、エリアマネージャーは務まらないでしょう。

活かせる経験

エリアマネージャーは、エリア内の店長を教育したりアドバイスしたりする立場なので、スキル、経験、知識が豊富で全てにおいて店長以上である必要があります。

普通は店舗のスタッフ、店長を担当して様々な知識や経験を積んだ上でなる職種ですが、以前に接客経験や営業経験があればその経験を活かすことができます。

エリアマネージャーが未経験であっても社内研修で店長を経験してエリアマネージャーになれるというチェーン店もあります。

前職で飲食店、またはそれ以外の接客業を経験していれば、初心者の方に比べて有利に働くことができます。接客業はお客様の反応やリクエストに応じて臨機応変に対応する必要があるので、経験が長ければ長いほどプラスに。前職でリーダー的ポジションを担った経験があれば、なおさら良いでしょう。店舗を管理する立場の多くは、売り上げ管理やスタッフの教育にも関わっていることなので、これらの経験は大きな強みとなります。

エリアマネージャーになるためには、一般的に店舗スタッフから始め、店長を一定期間経験しなくてはいけません。前職の経験を活かせれば、スムーズに昇格できます。

身に付くこと、
キャリアステップ

エリア内の店舗の売上を上げる必要があるので、エリアマネージャーをすることで売上などを分析するための数値能力があがります。店長やスタッフをまとめていかなくてはならないので、高いコミュニケーション能力が身につきます。

問題を発見し解決するためのコンサルティング力、スタッフとの円滑な関係性を築ける対人能力、他社の情報や業界の流れを知るための情報収集能力も身につきます。

キャリアステップとしては、半年から1年で店長候補になり接客や運営について学びます。店長の間にマネージャーから経営知識について学び、マネージャー代行として数店舗の管理を任されるようになります。その後、エリア内の店舗を統括するエリアマネージャーとなります。

エリアマネージャーで実績を積んだ後は営業部長や統括マネージャーとなります。

平均給与

飲食店のエリアマネージャーの平均給与額がいくらなのか、年代別・飲食店の種類別・地域別に分けて紹介します。

年代別平均給与(サービス業のエリアマネージャー)
20代で328万円、30代で424万円、40代で452万円、50代以上で496万円となっています。20代と30代では、96万円の差が見られました。会社の規模や業務形態、成果制度の有無によっても大きく異なり、20代や30代でも年収が600万円を超えるケースも。全国展開チェーン店は、比較的給料が高い傾向にあるようです。
飲食店の種類別給与
レストランの場合は25~30万円、ファーストフードは30~40万円、居酒屋は30~40万円となっています。もちろん、会社の規模や個人経営によっても給与の増減あり。個人経営でも複数の店舗を経営する場合であれば、更なる年収アップが見込めます。
地域別給与
地域によって時給や集客に大きな違いがあります。飲食店に限らず、地方よりも都市部で勤務した方が給料は高くなる傾向に。また、居酒屋や夜遅くまで営業しているレストランなどでは、深夜手当によりさらに給与がアップするでしょう。

参考サイト

未経験の採用

エリア内の店舗の店長に指導する立場なので、飲食の経験や知識が必要となりますが、飲食業、接客業、営業の経験があれば未経験でも転職することが可能という会社もあります。その場合に、社内研修で店長を経験する必要があるようです。

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当仕事経験者からの口コミ

1年でエリアマネージャーに!/年代性別不明
私は新卒で飲食店に就職。内定をもらって就職するまで、アルバイトとして勤務していました。店長には日報を書く仕事があるのですが、ある日私が代わりに書いたことがあります。店長は具体的な内容を書いていなかったので、私は事細かく書きました。それから日報を毎日書き続けていたら専務から名指しで電話が来るようになり、店の状況や取り組んでいることを詳しく尋ねられるようになりました。報告をきちんとしただけで、入社当日に店長に昇格!さらに1年でエリアマネージャーに就任することになりました。
毎日充実して働いています/年代不明男性
私はエリアマネージャーとして8店舗を運営。8店舗の年間売り上げは数億円規模と大きくなり、プレッシャーは大きいですが、その分やりがいはあります。主な仕事は各店舗の巡回と、課題について取り組むためストアマネージャーとの打ち合わせ。ストアマネージャーや従業員の教育・指導も行っており、その人の成長を見れた時はとても嬉しいですね。常に現場の声に耳を傾けることを意識し、ストアマネージャーや従業員が働きやすい環境をつくっていきたいと思います。
働きやすい環境が決め手/年代不明男性
前職の仕事では、労働環境が過酷で挫折していましたが、今の職場は飲食店ではめずらしい週休2日制。とても働きやすい環境です。未経験者の方でもやる気があれば、1年で店長になれるのも魅力的。これまでは自分のためだけに仕事をしてきましたが、エリアマネージャーになってからは、「自分が担当している店舗に成功して欲しい」と思うようになりました。日本一の店舗を決める大会で、自分が担当した店舗が優勝したときは自分のことのように嬉しかったです。これからも人のため・会社のためにバリバリ働いていきます。
責任ある仕事が楽しい!/年代不明男性
これまで6店舗の店長を務めた経験がエリアマネージャーに活かされています。同じ店でも各店舗の立地・客層・シーズン・周辺の変化などによって異なる戦法を実施。例えば新宿に大型バスターミナルが完成した時に、「新宿の店舗は外国人観光客が増えるだろう」と予測。外国人向けのメニューブックを作ったり、英語が話せるスタッフを採用したりなど、さまざまな戦略を考えました。その結果、月商が400万円までに伸びることに。決して楽な仕事ではありませんが、戦略がうまくハマった時のわくわく感はたまらないですね。
お客様の喜びのために/30代男性
ソムリエの立場で1店舗を経営する傍ら、エリアマネージャーとして7店舗の統括も行なっています。私が仕事をするうえで大事にしていることは、店舗スタッフとのコミュニケーションを綿密に取ること。従業員全員が同じ方向へ向かうように、積極的に話すように心がけています。ホールに出ている時にお客様から「美味しかった!ありがとう!」と言われた時は、キッチンの人にもその言葉を伝えるようにしています。
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