家族との時間が作れない?

飲食業で家族との時間が作りにくい理由、一般的な休暇制度と飲食業の現状、休みが取りやすい飲食店を選ぶコツなどをまとめました。

飲食業は休みが取れない?!家族との時間が作りにくい理由

飲食業から転職する人が多い理由として、「家族との時間が作りにくい」ことも挙げられます。どうしても土日は繁忙期なので休みが取れなかったり、居酒屋で深夜勤務となると家族との生活時間も合わなくなりがちですよね。

昔と比べると、飲食店でもしっかり休めるお店は増えていますが、まだまだ休日自体が少ないのも原因のひとつ。現在、日本では、週休2日が一般的ですが、厚生労働省の勤労条件調査によると、飲食サービス業で「完全週休2日制」をとっている企業は約34%ほどしかありません。

飲食店では、アルバイトが多く正社員が少ないため、社員になると店長やマネージャーなどの責任のあるポジションに就きます。店舗の営業は、年中無休だったり、休みがあっても定休日は週一日程度。これを少ない社員で交代制となると、どうしても休日は取りづらくなってしまうのです。

飲食店には少なくて、他の企業にある休暇制度とは

飲食業に休みが少ないのは、ほとんどの飲食店に休暇制度がないこともひとつの理由といえます。会社によっても内容は異なりますが、一般的な企業では、通常、家族のためなどの自己都合で休みが欲しい際に使える便利な休暇制度があるのです。主な休暇制度には、以下のものがあります。

有給休暇

有給休暇は、労働基準法で定められた労働者に与えられる権利のひとつで、給料はもらいながら仕事を休める制度のことです。いつでも好きな時に使えて、有給を使えば、その日一日の給料を減らさずに済む、という正社員の特権ともいえる制度です。どんな企業でも有給は与えなければならないもので、法律によって有給の日数が決まっています。また、正社員以外に、アルバイトやパートでも、企業によっては有給がもらえます。フルタイム勤務の人の場合、勤続年数によって有給を使える日数は以下のようになります。

  • 入社半年…10日
  • 1年半…11日
  • 2年半…12日
  • 3年半…14日
  • 4年半…16日
  • 5年半…18日
  • 6年半…20日
    (6年以降は、20日ずつ付与)

有給には、有効期限というものがあって、取得した日から2年以内であれば、繰り越して使うこともできます。例えば、入社1年半で有給を全く使わなかった場合は、10+11日=21日の有給取得が可能です。まとめて使って旅行に行ったり、家族の行事、体調不良の際などによく使われています。

飲食店にももちろん、有給はありますが、忙しかったり人手不足だったりすると、嫌な顔をされるケースも多く、「有給が取りづらい」お店というのは実際存在します。

慶弔休暇

主に冠婚葬祭の際に社員が使える休暇制度です。国が定めている有給制度とは違い、こちらは会社が独自に与えている社員へのサービス=福利厚生のひとつです。日数や内容は会社によってさまざまですが、一般的には以下のように定められています。

  • 本人の結婚式:3~4日
  • 妻の出産:1~2日
  • 配偶者、子供、親が亡くなった際:3~4日
  • 兄弟姉妹、祖父母、配偶者の家族が亡くなった際:1~2日

これらの休暇は、有給と同じように基本的には給料はもらえますが、会社によっては無給の場合もあります。あえて無給にするのは、会社自体が有給をあまり消化できていないために、まずは有休を使って欲しいという意図もあるようです。

育児休業制度

平成7年に国から新たに義務付けられた育児支援制度のひとつです。1年以上働いている社員を対象に、申請をすると子供が1歳になるまでの間、長期の休業ができます。具体的には、出産日の58日目(産休終了の翌日)から子供が1歳になる誕生日の前日まで。保育園に入所できなかった場合などは、最長で2年まで延長も可能です。

申請は男女問わずにできて、パパとママが一緒に取ることもできるのがありがたいですね。育休中の給料は、支払わない会社がほとんどですが、この期間は国から育児休業支給金(給料の5~7割程度)をもらえます。

介護休業制度

家族に要介護者がいる場合、通算93日まで休業が取れる国が定めた制度です。育児休業制度と同様に、1年以上働いている社員が対象になります。

特別休暇(産前・産後など)

産前産後休暇とも呼ばれていて、労働基準法によって定められた、女性の出産のための休暇です。産前は、出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は14週間)、産後は出産の翌日から8週間の長期の休業が取れます。育休と同様に給料は支払わない会社が多く、国から手当金がもらえます。

大手飲食企業なら、休暇制度が充実しているところも!!

国から定められている有給休暇、育休、産休のほかにも、会社によってさまざまな休暇制度(福利厚生)があるようです。残念なことに飲食店では、仕事が忙しく、周りの目が厳しいこともあり、有給を消化できなかったり、福利厚生がほとんどないようなところも…。

ですが、最近は、大手企業を筆頭に福利厚生に力を入れる飲食店も増えています。今回取材した大手チェーンのオーイズミフーズでは、「関わるすべての人にHAPPYを」をモットーに、休暇を増やす新たな取り組みを実施しています。

オーイズミフーズの休暇制度

  • 月8回(シフト制)
  • 有給休暇
  • 慶弔休暇
  • 育児休業制度
  • 介護休業制度
  • 特別休暇(産前・産後など)

ほぼ全ての休暇制度が使えるなんて嬉しい限りですね。大手企業で人手も多いため、これらの休暇を消化する際もトラブルはないでしょう。家族との時間を大切にしたい人は、このように福利厚生のしっかりした大手企業を選ぶと安心です。

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