【特集】経験者に聞く!
同じ業界の別会社に転職する事のメリットとは?
飲食店から別の飲食店へ、同業種に転職する際の3大メリットと、転職時に注意したいことをお伝えしています。
オーイズミフーズへ突撃インタビュー!
実際に飲食業で成功している方はどのようにキャリアを築いているのでしょうか。
全国320店舗の飲食店を営む、大人気の企業オーイズミフーズの「くいもの屋わん」現役スタッフへ仕事の魅力を伺いました。人事担当者から見た働きぶりや、会社の特徴も紹介しています。
【男性店長へインタビュー】
飲食業で転職して給料が上がりました
【エリアマネージャーへインタビュー】
飲食業で家族との時間をしっかり取っています
実はメリットの多い同業者への転職
転職というと、心機一転、今までとは全く違った職種に変える方もいますが、中には前職と同じ業種の会社に転職する人もいます。同業者への転職は、スキルや経験が活かせることによって、さまざまなメリットがあります。
キャリアをそのまま活かせる
全く異なる職種への転職と比べると、飲食店から飲食店への転職は、転職面接での採用ハードルが低くなります。前職で培ったスキルやノウハウ、経験値もそのまま活かせることは、大きなアドバンテージとなります。面接官とも話しがスムーズに進みやすく、多少話しが下手でも、採用に至るケースも。飲食店としては、仕事を知らない素人よりも「即戦力」となる人材の方が欲しいというわけです。
通常、転職面接を受ける前は、熱心な企業研究が必要なものですが、すでに飲食業の知識を知っていれば、事前の準備にもそれほど時間がかからないというメリットもあります。
年収がアップする可能性が高い
すでに飲食業の知識やノウハウ、スキルを持っていれば、より有利な条件(高待遇)で採用される可能性も高くなります。先ほどもお伝えしたように、企業が求めているのは即戦力。仕事の内容を理解していて、さらに転職先の企業が知らないノウハウを持っていた際などには、会社としても重宝する存在になります。全く違う業種から転職してきた人と比べると、年収に大きな差が出ることもありそうです。
ヘッドハンティングなどでは、前職のお給料を聞いてそれよりも高い年収を設定してくれることがほとんど。面接でいくら稼ぎたいか聞かれた際は、「これくらいの能力があるからこれだけ欲しい」といったような交渉をすると、仕事ができる印象も与えられて良いかもしれません。
転職後も仕事がスムーズに行きやすい
同業種であれば、ある程度の仕事の内容は変わらないため、転職後も仕事がスムーズにしやすくなります。仕事に関するスキルや経験、業界内の知識などもフルに活かすことができるでしょう。
転職をした人の中には、新たな仕事について行けず、四苦八苦した挙句、早いうちに辞めてしまう方もいますが、そういったリスクが少なくなるのもメリットのひとつです。
同じ業種に転職する際に気をつけたいこと
同業者への転職はメリットも多いですが、同業だからこそ気をつけなければならないこともあります。
経験年数が短いと逆に不利になる
同業者への転職面接で有利になるのは、ある程度の年数、働いている人のみに限ります。仕事に就いてから1~2年で辞めてしまった場合などは、「どうして仕事を辞めたのか」「そもそもこの業界に向いていないのではないか」と、逆に不信感を持たれてしまう可能性も。とくに、働き始めから年収アップを望むのであれば、最低でも3年、ベテランと思われるには5~10年の勤務は必要でしょう。
より良い条件で転職をするには、今の会社でもう少し経験値を増やすことも、選択肢のひとつに入れると良いかもしれません。
転職面接では、前職の不満やグチを言わない
どんな業種への転職にもいえることですが、面接の際に前の職場の不満やグチを言うのは、あまり印象が良くありません。とくに同業者への転職で、面接官が気にするのは退職理由。
人間関係、待遇、働き方、会社の方針など、いろいろな理由はあると思いますが、グチっぽく伝えると、同じ理由で辞めてしまうのでは?と思われてしまいます。「前職のここが少し合わず、より良い環境の御社へ」などの言い方にとどめるくらいが良いかもしれません。
情報漏洩は絶対にしない
面接の際は、企業HPなどで公開されている情報以外は、前職の情報はなるべく話さない方がおすすめです。とくに同業種だと、面接官と話しが弾むこともありますが、前職の機密情報や内部事情をバラすようなことは絶対にNG。転職先からも「会社の機密事項をバラす人」と思われて面接で落とされてしまう可能性もあります。