飲食店はうつ病を発症することが多い?

ここのところ、仕事によるストレスによって増えている鬱病。飲食店の場合、どのような労働条件がうつ病の原因となる可能性があるのかを考えていきましょう。

過酷な労働環境で働く中で、心身のバランスを崩してうつ病にかかってしまう人もいるでしょう。飲食店の中には長時間の労働や休日出勤が続くなど、労働環境が良いとは言えないところもあるようです。そういった職場で働くうちに、うつ病を発症して退職を余儀無くされる場合も。そのような人は、どのような部分が原因で追い詰められてしまったのかを考えて見ます。

飲食店勤務でうつ病になってしまう理由とは

飲食業界では、うつ病にかかりやすい条件の職場が比較的多いと言われています。どのような労働条件がうつ病に繋がりやすいのでしょうか。

長時間労働が多い

飲食店における労働環境の特徴としてまずあげられるのが「長時間労働」という部分ではないでしょうか。慢性的な人手不足や長い営業時間など、さまざまな理由から長時間労働を強いられてしまうケースは珍しくありません。

さらに、飲食店の勤務時間は、開店前・閉店後の業務や、お客さんの数などによって左右されてしまうことも長時間労働の要因となっています。

休みが少ない、休みが取りにくい

現在、一般的な企業では週休2日制を取っているところが多くなっていますが、飲食店の場合、休みは週1回というところも少なくないと言います。また、お盆やゴールデンウィーク、年末年始は繁忙期となるため、なかなか休暇が取れません。また、長期休暇はおろか、2連休すら難しいという声もあります。さらに、人手が足りないという理由から有給休暇が取れないという職場もあるようです。

休日出勤が多い

飲食店は、社員よりもアルバイトやパートが多いというケースがほとんど。突然シフトに穴ができてしまい、社員が休日返上で働かなければならないこともあります。そのため、休日出勤が多くなり、しっかりと休養が取れないという状況が続いてしまうことも。

パワハラが横行している職場もある

職場におけるパワハラがニュースで取り上げられてから、職場環境の改善が進んでいる企業が増えてきましたが、飲食はいまだにパワハラの多い業界であると言われています。上司から必要以上に叱咤される、暴言を投げかけられるといった状況が続き、心身が疲弊してしまうこともあるようです。

仕事が原因でうつ病にかかりやすい人の特徴とは

飲食店に限らず、仕事が原因でうつ病にかかりやすいのは、下記に挙げているような傾向がある人と言われています。

残業を多くしている人

一般的に、残業を多く強いられている人ほどうつ病にかかりやすいと言われています。厚生労働省でも、「長時間の残業は精神疾患の原因となりやすい」との見解を示しています。

これは、残業によって精神的なストレスが溜まってしまうため。実際に長時間の残業でうつ病になってしまい、自殺にまで追い込まれたケースも報道されています。

労働時間が不規則な人

毎日の仕事をする上で、心身のバランスは非常に大切です。しかし日によって出勤時間や退勤時間が変化するような職場の場合、体内時計のバランスが崩れやすいためにうつ病にかかってしまう可能性が高いと言われています。

仕事にやりがいを感じることができていない人

いくら忙しくても、その仕事にやりがいを感じられている場合は前向きに取り組めるものですが、全くやりがいを感じられない場合は、自分がなぜその仕事をしているのかがわからなくなってしまいます。そのような状況が続き、さらに過酷な労働環境であった場合にはうつ病になってしまう場合があると言われています。

例えば、働いた分だけ評価を受けることができるのであればやりがいも感じられますが、なんの評価も得られず、単に長時間ひたすら働くだけという状況では精神的なストレスばかりが増えてしまうものです。

うつ病かどうか見分けるサインとは

しかし、自分がうつ病かどうかということは意外とわからないもの。まだ自分は大丈夫だと思っていても、周りから見ると明らかに異常な状態であることがあります。

例えば、眠れなかったり、眠ったと思ってもすぐに目が覚めてしまうために常に睡眠不足であったり、食欲がなかったり、という状態が続いている場合には要注意。また、家を出るときは平気であっても、職場に向かう電車やバスに乗った時、職場に着いた時に必ずお腹が痛くなるなど体に変化が起きている場合には、体が助けを求めるサインが出ていると判断したほうが良いでしょう。

最近増えている「非定型うつ」とは

うつ病は1種類ではなく、「メランコリー型」や「季節型」「産後うつ」などさまざまな種類に分類されます。しかし最近はどの種類にも属さない「非定型うつ」と呼ばれるものが増加しているという傾向があります。

非定型うつの特徴

非定型うつの特徴は、「職場に向かうと症状が悪化するものの、趣味での外出は問題なくできる」ということ。常に症状が悪化しているわけではなく、時と場合によって症状が変化しますが、本人がコントロールしているわけではないため、周りからは「怠けている」などと思われ理解が得られず、さらにストレスを積み重ねてしまうケースが多いと言います。

そのため、休日は普段通り過ごせるのに、職場に行こうとすると症状が悪化する場合には、この「非定型うつ」にかかっている可能性があります。

非定型うつは改善が難しい

この非定型うつの難しいところとして、薬の治療でも改善が見られず、治らない状況が続く人が約3割ほどいること。うつ病で見られる憂うつや悲しみといった気分障害は、通常投薬などによって数カ月で改善して行くのですが、非定型うつの場合は改善せずに続いてしまう人もいるということです。

鬱病かなと感じたら、まずは休養することが大切

うつ病かな?と感じたらまずはしっかりと休養することが最善の策。中には、毎日泣きながら仕事を続けている人もいると言いますが、これでは心身の健康が悪化してしまうばかり。一旦休養をとり、しっかりと回復してから仕事に戻る、場合によっては再就職先を探すことが必要かもしれません。

このような状況を繰り返さないためにも、もし就職先を探すのであれば、社員の快適な労働環境づくりに積極的な企業を選ぶことが大切です。例えばしっかりと研修を行っている、社員相談窓口を設置しているなど、社員に対してきめ細かいサポートを行っている企業もありますので、きっちりと企業の研究を行い、自分にとって働きやすい職場を探すことが大切です。

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